蜂蜜(はちみつ)とはミツバチが巣の中に貯蔵する天然の甘味料である。花から集めた蜜を主原料にしている。
ミツバチは花から得た蜜を巣に蓄えるが、蜜を得たとき体内で転化酵素(インベルターゼ)が加えられ分解される。そのため、スクロースを中心とした花の蜜は巣の中で成分が次第に変化してゆく。ミツバチの巣はハチの代謝熱によって常に35℃前後に保たれ、なおかつ働き蜂の送風行動によって常に換気されているため水分が蒸発し糖分が80%ほどになる。成分はブドウ糖、果糖のほかイソマルトオリゴ糖、グルコノラクトン、各種ビタミン、ミネラル、アミノ酸などで高い栄養価をもち、1gあたり12.307kJ(2.94kcal)の熱量がある。
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蜂蜜は糖の溶解度ギリギリであり、低温になると溶解度を上回ってしまい結晶化する。結晶化するのはブドウ糖で、結晶化しない蜜の部分には果糖が多く含まれている。冷蔵庫はもちろん、冬期には室内でも固まってしまうことがある。湯煎をするなどして温めれば元の液状になり、品質上は全く問題はない。花粉などの不純物が多いと、結晶しやすくなる。「低温で固まれば純粋蜂蜜で、固まらなければ加糖蜂蜜」といわれることがあるが純粋ハチミツでも不純物を濾過しているものは結晶しにくいため、この方法で見分けることはできない。また、蜂蜜はショ糖よりも体に吸収されやすい。これは蜂蜜が単糖類のブドウ糖と果糖から構成され、これ以上消化する必要がないからである。
蜂蜜は保存性に優れ、ほぼ100%腐る事はないと言われている。